BTB溶液の作り方 |中学受験のためのアルファ理科実験教室

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  アルファ実験日記
【2008/12/25】

BTB溶液の作り方・・・といっても、BTBを合成するという高度なお話ではなく、
粉末BTBからBTB溶液を調製しましょうというお話です。


実は、これまで実験教室で使っていたBTB溶液は、
「BTB溶液」として調製されたものを購入していました。
これが結構いいお値段がして、
特に最近は使用量(というかプレゼント量)も増えてきたので、
BTB(粉末)から調製することにしました。



まずは100mlのエタノールに1gのBTBをとかします。
このとき、何色になると思いますか?

本来、エタノールは中性なので緑色かな・・・と思っていたのですが、
BTB溶液自体が酸性なので、
実は黄色 ・・・を通り越して、ものすごく 濃いオレンジ色 になります。

次に、このオレンジ色のBTB溶液(濃)を、水酸化ナトリウム水溶液で中和。
1滴入れてはかき混ぜ、1滴入れてはかき混ぜます。
pHが上がるにつれ、 オレンジ黄色  に変化していき、
突然 真っ黒 に!!

何でなんだ! と驚いたのですが、
100倍くらいに薄めてみるとこれ、ではなくて 濃い緑色
それにしてもわかりにくい・・・


水酸化ナトリウム水溶液をさらに1滴ずつ加えて、
いい感じの緑 に調製しました♪


最後に水で1Lに薄めておしまい。
0.1%BTB溶液の完成です。


これまで実験セットでBTBをもらった子で、
「もう使い切った」という子がいたら、
補充しますので瓶を持ってきてください。