小学1年生で育てた子も多い「アサガオ」。
江戸時代から観賞用に栽培される機会が多く、これまでさまざまな品種・花型が作られてきました。
7月には各地で朝顔市が開かれ、アルファではその鉢を購入して屋上で栽培しています。
そんな朝顔を使って、植物のつくりを観察していきましょう。
まずは「葉」の観察から。

1枚切り取って、「葉脈」に注意しながらスケッチします。

双子葉植物であるアサガオの葉脈は、「網状脈」といって葉脈が枝分かれしています。光に透かしてみるとよくわかります。
「茎」にも注目してみましょう。

つるは左巻きで、伸びていく過程で左に左に回りながら支柱に巻き付きます。
さらに、葉と花が同じ部分から1枚ずつ出てくるので、葉の数だけ花が咲くことになります。
今度は花を観察します。外から見ただけではわかりにくいので、花びらを切り開いてみます。

めしべ・柱頭・子ぼう・おしべ・やくなどを確かめます。

↑何かいいものが出てきたのかな?

おしべの先についている粉(花粉)を、観察してみましょう。
顕微鏡の使い方を学びながら、プレパラートをステージにセットしています。

ただの粉に見えていたものが、拡大するとスーパーマリオのパイポ(知ってるかな?)のようなトゲが見えていきます。



顕微鏡もかなり買い増しして、2人で1台使えるようにしました。

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