一足
早くやって来たR君が、授業前に興味を示したのは、 プ リ ズ ム による分散光。
早く来た子は、ちょっと得をしたかな。
まずは、「 音は空気がないと伝わらない 」ことを確かめる実験。
フラスコの中に鈴をつけた器具を加熱し、中の水を沸騰させてフラスコ内の空気を追い出します。この後火を止めて水蒸気を冷やすと、フラスコ内は真空に近くなります。
すると、中の鈴の音はほとんど聞こえませんでした。
光の実験では、レーザー光を使って、 光の「直進」「屈折」「反射」 を観察しました。水の中に入った瞬間、光はガクンと曲がっていましたね。
光の道筋が見える(チンダル現象)というのは、なかなか面白かったのではないでしょうか。
多くの子達が頭を悩ます凸レンズも、「焦点距離の理解」を狙った実験を行いました。
ろうそくの炎の倒立像は、テキストそのままでしたね。
という感じで、基礎実験を重視しながら進められた今回の実験教室。
白熱したもきち争奪戦の勝者がもらったのは、凸レンズ・ろうそく・ろうそく台の実験セットでした。
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名前 |
学年 |
点数 |
1.Shinya |
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94 |
2.Ikuchi |
6年 |
93 |
3.Ibuki |
5年 |
91 |
4.Nanami |
5年 |
88 |
5.Kei |
6年 |
86 |
全体平均 59.8点 :
5・6年平均 64.6点
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ろうそくの像、モノコード実験と、多くの子が苦手としてい分野からの出題でした。
2番の問2は、距離と像の大きさの問題。先日の実験結果を見直しながら、どのような時に像が大きくなるかを確認しておくとよいでしょう。
3番の実験は、弦の長さ・おもり・弦の太さの3つの要素を比較する実験です。
比較実験の考え方を問う形で出題されることが多いようです。
このような実験では、「長さが違う時」であれば、長さ以外の要因を全て同じに揃えるこ
とが大切です。
@と「長さ」で直接比較できるのは、CとF(おもり20gで、弦は細い)。
Aと「長さ」で直接比較できるのはEのみ(おもり20g+弦太い)。
となります。
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当実験教室には各塾のトップ層が集ってきていますので、この中で平均点が取れていれば、かなり素晴らしい出来だと思います。 |
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