シャープペンシルの芯も、豆電球のフィラメントも、 電気を通すと光と熱 を出します。
電流と光の関係から、学んでいきました。
回路板を使って、豆電球の 直列つなぎ・並列つなぎ・直並列つなぎ を作っていきます。「豆電球が切れた時の、他の豆電球の明るさ変化」は、明るくなったり暗くなったりする豆電球に、結構楽しそうに取り組んでいました。
さて今回のもきちクイズでは
「スイッチオンオフで指定した明るさになるように、回路を作ろう」というもの。
筑駒の入試過去問題です。
相当難しかったようでみなさん手こずっていました。
唯一、答えを出してくれたのがこうじ君。すごいですね。
さて、回路を存分に学んだあとは、電池の仕組みの学習です。
ボルタ電池を作ったあと、マンガン乾電池を分解してみました。
中から出てくるのは、炭素棒と二酸化マンガン。
二酸化マンガンといえば・・・そう、「過酸化水素水で酸素発生」は受験生は必須です。
勢いよく吹き出る酸素に、みんなご満悦でした。
(´-ω-`;)ゞポリポリ
今回優勝したチームのメンバーには、ボルタ電池セットがプレゼントされました。
銅板・亜鉛板・導線・モーターなどが入っています。
これらをつないで、濃い食塩水に入れるとモーターが回転するはずです。是非トライしてみてください。
※ まわりが弱い場合は、過酸化水素水(オキシドール)を入れるとより強く回ります。
今回はプロカメラマンの西郷さんがいらっしゃっていないので、写真はなしです。ごめんなさい。
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名前 |
学年 |
点数 |
1.Nanami |
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100 |
2.Yutaka |
5年 |
82 |
3.Ui |
4年 |
78 |
3.Takuya |
5年 |
78 |
3.Yuki |
6年 |
78 |
6.Kei |
6年 |
74 |
全体平均 47.6点 :
5・6年平均 53.1点
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電流は中学入試でとても出題頻度の高い分野です。
今回の入試チャレンジでは、攻玉社・駒場東邦・筑付過去問から出題しました。
1番では、乾電池の寿命は、多くの方が勘違いをしているようでした。
電池は、流れる電流が少ないほど長持ちするため、豆電球1個の時より2個直列にした方
が持ちはよい結果になります。また、直列2個の乾電池では、1個の時より流れる電流が少なくなるため、寿命が短くなります。
2番では、明るさの比較は全体的によくできていました。ソケットから外した時について
は、一度回路を書き直すと、すぐに理解できると思います。この手間を惜しむかどうか
が、正解に至るかどうかを左右したように思われます。
3番(1)は、単純な直列回路。間違いのほとんどはスイッチの構造がよくわかっていな
かったためでした。図のスイッチは左と右に導線をつなぎ、閉じると電流が流れるしくみ
です。教科書などで確認しておきましょう。
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