「今日は燃焼の単元だから、お前も燃えてこい」とお父さんに言われてやってきたH君。
この単元では、ろうそくの燃焼を例に挙げて、燃焼時の化学変化を調べていきます。
ろうそくに集気びんをかぶせると、やがてろうそくは消えます。

ここまではみんな知っているのですが、なぜ消えるのか、というところを勘違いしている子が多いようです。
×よくある勘違い例 → 燃えると二酸化炭素が出てきて、炎を消す
窒素だけが入った集気びんにろうそくを入れると、ろうそくは一瞬にして消えるのですが、子供たちは結構驚いていました。
二酸化炭素が消える原因と思われているようですが、これは間違い。二酸化炭素濃度ではなく、酸素濃度が燃え方に影響するのです。

燃焼後の気体組成を調べました。酸素は、意外とたくさん残っていました。

発火点の違いを調べます。一番最初に燃え始めたのは硫黄(発火点230℃)でしたね。
テスト結果はこちらです。
〜 アルファ実験教室 「燃焼と酸素」 〜
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