【花のつくり】

教室に入ると、机の上に植物が並んでいます。子供達も目をらんらんとさせていますね。

まずはツツジの花を観察するところから始まりました。
ツツジは一見すると花びらが5枚あるように見えますが、実はがくの辺りでくっついています(合弁花)。でもやっぱりこれは5枚と数えます。
ヘチマやアサガオの花びらも同じですね。

ツツジの花にはおしべがたくさんありますが、この数も適当にあるわけではなく、10本と決まっています。
がくは5枚。全部5の倍数ですね。
ルーペの使い方も学びました。
・・・が、子供達は慣れないルーペ(←倍率が高くて見にくい)より肉眼の観察を好んでいました。
【蒸散作用】

植物の葉をビニル袋でおおってしばらくすると、袋の内側がくもってきます。


袋の内側には水滴が。。。これは、根から吸い上げた水を、葉が出していたからです。このはたらきを「蒸散」といいます。
植物は葉からどんどん水蒸気を出して、その分、根からどんどん水を吸っています。

茎を輪切りにしてみると、赤いインクが通った跡だけが赤く染まっています。
茎には水が通る専用の管(道管)があるのです。
〜 アルファ実験教室 「植物のはたらき」 〜
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