空気をあたためると、体積はどのくらい大きくなるのか。
これを調べるために、フラスコから出てきた空気がメスシリンダーに集まるよう、準備します。 (下の写真)

ここで、フラスコを熱湯につけると
メスシリンダーにボコボコと空気が入っていき、
80mlほどの空気を集めることができました。

ちなみに、気体の体積は、温度が1℃上がる毎に
0℃の時の1/273ずつふえます。
フラスコの体積は約350mlなので、1℃上昇する毎に 350×1/273 mlずつふえます。
80mlの空気が出てきたということは
80÷(350×1/273)=62.4
フラスコ内の空気がおよそ60℃上がったことを示しています。

あ、フラスコ内の温度測定も同時に行えるような装置にして、
温度の違う湯であたためた時の空気の量を測定すれば良かったかな。
来年に向けた課題だな。
ベーシックコース 「空気や水と温度変化」 より
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