スタンダードコース「消化のはたらき」の中で、
だ液アミラーゼ という消化酵素のはたらきを確かめました。

まずはじめに、デンプン水にヨウ素液を加えると、
青紫色にかわることを確かめます。
ヨウ素デンプン反応という有名な反応です。

今度は、デンプン水が入った試験管にだ液アミラーゼを加えます。
しばらくあたためた後、再びヨウ素液を加えると・・・

今度は青紫色にはなりませんでした。
だ液アミラーゼがあることによって、
ヨウ素デンプン反応がおこらなくなりました。
考えられることとして、 デンプンが無くなってしまった と疑われます。
デンプン →→→ 別の何か
だ液アミラーゼ
今度は、反応後の別の試験管にフェーリング液を加え、熱します。
フェーリング液は、糖があると色が変わる試薬です。

すると徐々に色が変わっていき・・・

最終的にはオレンジ色になって濁ります。

試験管の中に糖が入っていたことがわかります。
これらのことを総合すると、
だ液アミラーゼのはたらきによって、
デンプンがなくなり糖ができたと考えられます。
まとめ
デンプン →→→ 麦芽糖
だ液アミラーゼ
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スタンダードコース(5〜6年生向け) 「消化のはたらき」
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