二酸化炭素の定量、できるかな|中学受験のためのアルファ理科実験教室

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  アルファ実験日記
【2011/3/9】

塩酸と炭酸カルシウムを反応させて、二酸化炭素を発生させます。

炭酸カルシウム + 塩酸 → 二酸化炭素 + 塩化カルシウム + 水

[予習シリーズ5下 p75]

以前スタンダードコースで二酸化炭素を発生させた時は、その気体の性質調べを重点的に行いました。

今回のアドバンストコースではさらに上級編。
発生した二酸化炭素の定量を目指したいと思います。



まずは炭酸カルシウムを正確にはかりとります。


はかりとった試薬を二また試験管にこぼさず入れるのも、
高いハードルとなります。
こぼしたら最初からやり直しなので、
「器用に入れられる自信がある人、操作してください」
というと、みんな慎重に行います。


もう片方の底(二また試験管なので、底が2つある)に塩酸を加えます。
塩酸を正確に○mlはかりとるのが最大のキモとなります。
ピペット操作は難しいのです。



さていよいよ反応開始。
二また試験管をゆっくり少しずつ傾けます。
勢いが良すぎると、塩酸が試験管から吹き出てしまい、反応が最後までおこらなくなります。



出てきた気体をメスシリンダーに捕集。二酸化炭素を直接集めると水にとけてしまうため、途中三角フラスコで空気に置換しています。
このあたりの操作法も入試では問われることがよくあります。



各班の結果が出そろったら、表とグラフにまとめます。
今回は炭酸カルシウムを大過剰に入れていますので、加えた塩酸の量と発生する二酸化炭素の量は正比例します。



アドバンストコースでは、このような定量実験まで行えてしまうのが嬉しいところです。
各操作にかなりの精度が要求されるので、小学校はもちろん、普通は中学校でもなかなか行えないと思います。

さらに中学受験向けのハイレベルな学習をこなしている子達だからこそ、
この実験が意味あるものとなるのです。

アルファの実験は中学受験学習との両輪で進んでいきます。

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