「大科学実験」という番組をご存じでしょうか。http://www.daikagaku.jp/
教科書のコラムに出てくるような実験を、
超巨大スケールで実際にやってみようという趣旨のNHK番組です。
例えば「時速100kmの振り子」。
中学受験でも登場する振り子は、長さを変えることで速度や周期が変わります。
アルファ実験教室では25cmから300cmまで、さまざまな長さのふり子で周期を調べます。
しかしなんとこの大科学実験では、
「速さを時速100kmになる振り子を作ろう」
という狙いで、50mものふり子を作ろうとします。
ドームを貸切にし、大型クレーンを入れ、足場を組みたて、
巨大鉄球を振り下ろすのです。
大がかりな装置を使い、大勢のスタッフが苦労し、
規模を大きくすることで思わぬ障壁が出たりする様子などが、
番組におさめられています。
(この実験番組はこちらで公開されています)
前置きが長くなりましたが、そんな大科学実験展に行ってきたのです。
会場には、番組で使われた道具や、プロトタイプが展示されていました。
タワーの影の先端を追っていき、日影曲線を作ろうという企画
「大追跡!巨大影の7時間」で使った巨大足あと。
飽和食塩水から塩の結晶をウエディングドレスの針金につける
「かなりしょっぱいウエディング」で作ったもの。
(こちらで番組が見られます)
レモンを使った電池で車を動かそうという「手作り電池カー」。
車には電池がぎっしり並べられていました。
作るの大変だったろうなぁ
(こちらで番組が見られます)
3/26(月)10:05から放送予定の「ゴムこぷたー」で使われる道具だそうです。
実験レンジャーになって撮影することも!
右が私(森)、左がたまだ先生。
画面からではわかりにくそのスケールが伝わってきて、
NHK制作スタッフの技術力(と根気)には目を見張るばかりでした。
アルファの合宿などでも、
「何か大がかりな物をやってみたいな」
と意欲をかき立てられる企画でした。
番組が好きな人にはお薦めです。
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