初めて中学受験テキストを見た親御さんは、
「なんて充実した素晴らしい内容なんだろう」
と感動する方が多くいらっしゃいます。
我が子にはたくさんの経験と知識を得て、
感動とともに学んでいってもらいたいと
胸をふくらませることでしょう。
デイリーサピックスにしても予習シリーズにしても本科教室にしても、
本当に素晴らしい内容が満載であると、私も本心から思います。
特に理科はほとんど全て身の回りの自然科学について書かれていて、
ちょっと頑張れば家でも実験ができそうな絵がたくさん載っています。
しかし、いざやろうと思うと、
「道具がない」
「時間がない」
「やり方がわからない」
など実際にはナイナイ尽くしで、実験へのハードルは相当高い。
いつかいつかと思っているウチに
数ヶ月・数年間が過ぎ、
結局、塾の座学だけで知識と解法を身につけて、
受験日を迎えます。
中学に入って時間に余裕ができたら・・・などと思っても、
残念ながらそういった機会はもう二度とやってきません。
中学になると新しい人間関係、部活、新しい勉強が次々にやってきて、
とても過去の勉強を復習して実験する余裕などありませんし、
そもそもその時期の子供は親から離れていくのです。
そして大学受験は、さらっと実験できるような自然科学ではなくなります。
そんな中、アルファ実験教室に通っている子は、
塾の授業と並行して、
習ったことそのままを自分の手で実験して確かめていきます。
知識と経験が合わさることで、
学習の理解度が深まっていきます。
通っている生徒にとってはそれは当たり前のことであり、
自分が特別なことをしている意識はないでしょう。
単に「実験が楽しい」と通っているだけかもしれません。
でもそれは、全国でもごく一握りの子だけに与えられた、
とっても贅沢な学習方法です。
いつか大人になってその貴重さに気付き、
アルファに通わせていた親に感謝する日がやってくると願っています。
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