大島・三原山に行ってきた|中学受験のためのアルファ理科実験教室

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【2012/5/24】

伊豆大島に行って来ました。

大島は海底の火山によってできた山頂部分にあたり、
今でも頻繁に活動しているため活火山に分類されています。

大島のカルデラ中央にある三原山は1986年に噴火し、
流れる溶岩の映像や、全島民が避難したニュースは記憶に残っています。

あれから26年。
三原山は現在どのようにな姿なのか、見に行ってきたのです。


大島は意外と近く、浜松町近くの竹芝桟橋から高速フェリーで2時間弱。

資料を読んで大島の予習をしている間に、大島到着です。
(このフェリーは全然ゆれないので、本などを読んでも船酔いしない!)


レンタカーを借りて、三原山に向かいます。

理科テキストの「火山」の単元に出てくる、あの場所が見えてきました。

ここからは車が入れないので、徒歩で山頂をめざします。

「ここからは人と馬の専用道路」だそうです。馬!?
(※期待していたのですが、1頭も見ることはありませんでした)


途中、ごつごつとした溶岩が転がっています。
岩の上は、グラグラしていて崩れやすく歩きにくかったです。

ゴツゴツかくばったものを「アア(溶岩)」、
表面がなめらかなものを「パホイホイ」というらしいです。

上はパホイホイ。 ハワイ語だそうです。
たくさんの穴は固まる時に水蒸気が抜けたあとです。


溶岩の土地は、固くて水分も保てないため、
植物はなかなか生えてきません。

そんな中、乾燥に強いイタドリやススキなどが、
少しずつ増えてきていました。


日頃から運動不足の私には、山頂まではきつかった・・・

赤い岩は、高温で酸素に触れて酸化した溶岩。

噴火口の様子。
深さは50階建てのビルほどもあるとか。


火山灰の斜面を下りていきました。
植物がほとんど生えていない砂地なので、砂漠とよばれています。



【露頭】  

整合・不整合がよくわかります。


地層は火山灰・火山弾などが重なってできています。


【海食涯】

周りが海ですので、溶岩や火山灰の土地はどんどん削られていきます。
吹き出てくる溶岩と、それを削る水とがせめぎあい、
島の形は刻々と変化していくようです。


伊豆大島、日帰りで十分に勉強になることがわかりました。
地学実習「火山編」として良いかもしれません。

日程を作れないか、検討してみたいと思います。

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