昨日は授業が無い1日。
葛飾区のプラネタリウムに行ってきました。
五反田から地下鉄で40分。
京成のお花茶屋駅から数分歩くと、
遠目からでもプラネタリウムドームだと一目でわかる建物が見えてきます。
このプラネタリウム、10月だけで5種類もの番組を上映していて、
まるで映画館のようです。
さらには、それらは全てこの館独自で作っているというから驚きです。
その中で私達が見たのは「第2の地球を求めて」という番組。
大きな半球に映し出された宇宙空間、
星の間を移動する宇宙船に乗っているかのような錯覚。
これまでに行ったどのプラネタリウムとも違い、
最新の投影機の威力を存分に発揮していました。
ケプラー宇宙望遠鏡(2009年3月打ち上げ)の最新の観測データを基に
作成された内容で、太陽系外惑星の様子に胸がおどりました。
解説員は新井達之さん。
実はツイッターでこの解説員はすごいらしいという評判を聞き、
電話で登板スケジュールを確認して出かけていたのです。
楽しみにしていた新井さんの声は、
落ち着いた声質ながらも、場面に応じて熱く、躍動感もありました。
まるでNHKのナレーターがすぐ近くで説明してくれているような、
実にプロの味が出ていました。
平日夕方でもあったため、私達も含めてたった10名ほどしか
見ている人がいないのにもかかわらず、
冷めたり流したり手を抜いたりすることなく、
丁寧で情熱ある語り口で、高いクオリティーを維持されていたのには、
頭が下がりました。
秋の天体観測も、新井さんのように躍動感あふれる
授業にしたいと決意したのでした。
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