小さな鏡に全身をうつせるか?|中学受験のためのアルファ理科実験教室

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  アルファ実験日記
【2012/11/15】

小さな鏡に自分をうつしてみます。

小さな鏡ですので、顔の一部しかうつりません。

全身をうつすためにはどうしたらよいでしょうか?
@鏡を大きくする → これはできそうですね
A遠くに離れる → できるでしょうか

鏡から100mくらいはなれると、小さい鏡でも広い範囲がうつるかどうか?
やってみましょう。

まずは鏡から1m離れて立ち、鏡にうつった頭の位置と足の位置に印をつけます。

頭の印と足の印の距離をはかると、
全身をうつすために必要な鏡の大きさが分かります。

身長140cmの子がうつすためには、70cmの鏡が必要 でした。



今度はさきほどの5倍、鏡から5m離れて立ちます。

同様に鏡の中の頭と足の位置に印をつけ、距離をはかる。

すると・・・あれ、また70cm?
見えている自分は遠く小さいのに、鏡も小さく見えて
結局、必要な鏡の大きさは変わりませんでした。


なぜそうなるのか。
図で考えてみましょう。

右が本物で、左が像(うつった自分)。
像のA'とB'から出た光が目に届くためには、C-Dの分の鏡が必要です。
この図で距離は関係ないので、常に一定(身長の1/2)の大きさが必要なのですね。


4年生「鏡と光」より