1年後も覚えていた炎|中学受験のためのアルファ理科実験教室

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  アルファ実験日記
【2013/1/25】

私がかつて四谷大塚で理科を教えていたとき、
1つの授業で、何かしら1つ実験をしようと決めていました。

冬期講習で二酸化硫黄の問題が出てきた日。
硫黄・集気びん・燃焼さじ・アルコールランプ・マッチなどを教室に持ち込み、
教室のブラインドを閉め電気を消して暗くします。
そして硫黄に火をつける。
硫黄が燃える時の青い炎 に子供達は目を丸くし、
二酸化硫黄の強烈な刺激臭 に鼻をつまみ、せきこんでいました。

子供達は文字読んで頭の中で映像に変換する能力は低いので、
テキストや授業ではなかなか覚えられません。
しかしこうやって本物を見せると、頭に強く刻み込まれます。
それを実感したのが1年後、6年生の冬。
受験間近になって、大量の演習問題・過去問にとりかかっている時も、
「あのときの火は何色?」 →  「青かった」
「出てきた気体のにおいは?」 →  「すごく臭かった、刺激臭!」
と、ほとんどの子が覚えているのです。

「普段忘れっぽいこの子達が(子供は本当によく忘れます)、1年前の実験にちょっと見た覚えている!」
すごく感動しました。

ただ1つだけ残念だったのは、
四谷大塚では時間や物の制約で、実験を子供達にやらせることはできず、
全て私が行い、子供達は 見てるだけ だけだったことです。
自分の手でやった方が、何倍も印象に残ると思います。

アルファ実験教室では、そういった理想を追い求めてつくった実験専門教室です。
受験テキストに言葉や絵で出てくる実験、それをそのまま全てやっていきます。
しかも、演示実験は無し。全ての自分達の手で実験するのです。
※これ、当たり前のように感じるかもしれませんが、
  ふつう実験教室では先生が教卓でやる「演示実験」が1/3はあります。

さらに、アルファでは子供達にはあらかじめ実験結果を予想させ、
その予想をみんなの前で公表しておきます。
自分の予想があっていたかどうか、子供達はそれを楽しみに実験を進めます。
実験中のドキドキワクワク興奮ぶりも大きいと思います。
「結果を期待する」というのが、実験を行う上でとても大切だと思うからです。

こうして自分で予想し、自分の手で実験して確かめた経験。
これはきっと強く脳に刻み込まれ、しっかり受験まで(その後も)残っていると思います。