1・2年生「さとうはもえる?」 の授業風景。
砂糖をビーカーに入れ、アルコールランプで熱し、
温度が上がっていく時の砂糖の様子を観察しました。
はじめはサラサラだった砂糖が、
温度上昇によってベタつくようになり、とけてシロップのようになります。
初めて扱う加熱器具。表情も真剣そのものです。
さらに熱して150℃になると、とけた砂糖がねっとり黄色っぽく変化してきます。
この色の砂糖は、味に深みが増してとても美味しいです(べっこうあめ)。
180℃を超えると、黒っぽく変化していきます。
ちょっと熱いけど我慢してかきまぜています。
温度が上がるごとに、熱している砂糖をとり出して並べます。
茶色っぽい砂糖を見て
「おいしそう!プリンみたい!」
と歓声が上がります。みんなで味を調べました。
「げ〜!苦〜!」 焦げた砂糖はとっても苦いのです。
砂糖の状態変化や、熱分解反応を見る実験。
とはいえ1・2年生なので、難しいことは無しで現象を追いかけた時間としました。
加熱器具を長時間扱うため、事故や火傷を心配していたのですが、
みんな慎重に実験を進めてほぼ無事に終了できました。
(私は熱い砂糖を手に落として火傷しましたが・・・)
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