ヒロ君のお父様から合格のご連絡をいただきました。
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ご無沙汰しております。
息子が５年生の時お世話になりましたヒロの父でございます。
この度、慶應義塾普通部に進学することになりました。
アルファ実験教室では、大変お世話になりありがとうございました。
通常の授業に加えて、夏の合宿、長瀞の地学実習、夜の天体観測会など
興味あふれる実験実習は貴重な経験となりました。
天体観測を機会に我が家でも双眼鏡を２セット購入、旅先に持っていっては、
夜空を観測しています。 実は、わたしも参加したかった講座が多々あり、
子供からどんな内容だったか聞くのを楽しみにしていました。
いつか「親子で実験」という企画があれば楽しいな・・と思います。
６年生になったとき塾の勉強が追いつかず残念ながらアルファ通学を
あきらめたのが心残りです。もっと早くからアルファを知っておけばよかった
と思い、周りの子供達に口コミで紹介しています。
受験は、終わってみれば無事に第一志望に合格！となったわけですが、
いろいろとドラマがありました。
２月の首都圏受験では、初日第一志望が補欠（昨年は繰上げ合格者なし）、
併願校がまさかの連敗、親子揃って面接初体験等々を経て、結局、落ち着き
先を見つけるために２月７日まで受験を続けることにしました。
息子は、塾の先生からのアドバイス、「最後まで頑張る子には受験の神様が
きっと見ていてくれる」を信じ、雪の降る日も真面目に最後まで受験し続けました。
そうこうするうちに、エンジンがかかり始め調子が上向いてきました。
そして、・・・最後の最後に、第一志望校から繰上げ合格の吉報が届きました。
諦めかけた矢先、当初の合格発表から遅れること１週間。学校で合格手続きを
済ませたのは我々親子だけでしたが、記憶に残る「３人だけの合格発表」となりました。
受験を通じて、１点の重みと、最後まであきらめずに頑張り続ける粘り強さを
痛感することができました。
進学する学校は、理科の実験が多いと聞いています。
アルファで学んだ経験が活かせると思い楽しみにしています。
森先生、たまだ先生はじめアルファ実験教室の益々のご繁栄を祈念しております。
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５年生の１年間、教室に通っていたヒロ君。
ヒロ君はもともとキレ・スピードのあるといった感じではありませんでした。
比較的物静かで、グループワークもリーダーといよりは調和型。
しかし悪のりすることは無く、指示はしっかり聞いてとても素直な子でした。
お父様はとても熱心な方で、いつもヒロ君と一緒に授業に来て授業を聞き、
帰りにその日の実験の話をしながら帰っていく様子が印象的でした。
天体観測授業の後には、どのような双眼鏡を買ったらよいかと相談をうけ、
「値段はそこそこで良いから、親子で同時に見られるようにと２個購入した方が良い」
とをお勧めしたら、全くその通りにしていただいていたようです。
こういった愚直さが、ヒロ君親子の良さでもあります。
受験のことは塾任せ、母親まかせ、というお父様も多い中、
このご家庭は、お父様も一緒に考え、学び、
受験は親子で一緒に頑張って乗りきろうという姿勢でした。
そういった父親の姿が、ヒロ君を引っぱりあげ、
そして合格に必要だった最後の１点を上積みしたのかもしれません。
ヒロ君が真面目に愚直に積み上げてきたその努力と、
お父様がいつも一緒につきそって、親子で学んできたその執念が、
紙一重での慶應普通部合格をたぐりよせたのだと思います。
ヒロ君、がんばったね！
そしてお父様もお疲れまでした。
慶應普通部合格、おめでとう！！
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