新3年生プライマリーコース。
このあたりから、受験テキストに直接載っている内容が増えてきます。
今月は「水をあたためた時の変化」をみました。
【問題】
水を熱したら次のようになりました。
はじめ→20℃
1分後→30℃
2分後→40℃
このままあたため続けると、15分後には水は何度になっているでしょうか?
子供達は頑張って計算をはじめます。
「3分で50で、4分で60で・・・」指を折って数える子。
「いや、15分後だから15をかけるんだよ!」式を書き出す子。
「最初に20をたさないとダメだよ」 その通り。
「おいみんな冷静になれ!温度計が150℃までしか測れないから、
それ以上いかないんじゃないの?」
案外鋭い視点。
(それを見越して、150℃まで測定できる温度計にしたのですが)
大興奮の予想タイムの結果、
「150℃、160℃、170℃、180℃」
という予想が並びました。
そして実験開始。
練習したばかりのマッチ&アルコールランプでおそるおそる・・・
30℃・・・40℃・・・。順調だ♪
いいぞいいぞ80℃。それいけ!
・
・・・
・・・・・・
あれ?あれれ??
温度が上がらなくなった!
その後、3分経っても5分経っても温度は全く変化無し。
教室中にガッカリムードが広がりました。
そう。水はある温度になるとふっとうして水蒸気に変化し始め、
温度が全然変わらなくなるのです。
この時の温度は・・・100℃でした。
でもなんで温度が上がらないのだろうね。
それはまた今度、4年生で勉強しましょう。
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