取りだしたるは1枚のビニルぶくろ。
その中に手を入れます。
そして・・・
その手を水に入れる。
するとどうでしょう。
新 感 覚 !
思わず笑顔がこぼれます。
手が真空パックのようになり、ギュ〜っとしめつけられるのです。
どういうわけかただ手を入れただけだと分かりずらいのですが、
袋の中で乾いた状態だと、この水が押す力が良く伝わってきます。
この感覚が錯覚でないことは、ゴム膜がついた筒を水に沈めるとわかります。
ほらね。膜が押されてへこんだ。
このように、水中のものは、水から押されていることがわかります。
このような水の圧力を水圧といいます。
筒の底に板を合わせて、おもりを上からのせて沈めます。
板にはおもりの重さがかかっているのに、落ちません。
下から水圧を受けているためです。
この筒を徐々に上げていくと・・・
落ちてしまう。
浅い場所では水圧が弱くなり、おもりを支えきれなくなったのです。
板がはなれる深さを調べると、その場所での水圧を測定することができます。
【5年:浮力】より
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