2枚の鏡を直角に置き、光をあてます。
光はどのように進むでしょうか。
4年生で鏡を学習済みのはずなので、「光が反射する」という事実は知っています。
「入射角=反射角」というのも、言葉では知っています。
それなのに、反射光線を正確に描ける子は少ないです。
「だいたいこっち側に進む」という感覚的な部分では合っていますが、
たいてい少しずれます。(少しでもずれたらテストでは×)
分度器を使わずに、マス目を利用して線を書くにはちょっとしたコツがあります。
ですから、正しい作図方法を学んで身につけなければいけません。
「鏡と光」の授業はそこからスタートします。
もちろん、作図があっているかどうか、実験で確かめます。
集団授業の塾で、きっちり作図トレーニングをしているところは
多くないのではないでしょうか。
私も四谷大塚の通常授業では黒板に書いて、
そのやり方をノートに写させて終わりでした。あとは演習問題を通じて家庭にお任せ。
あの授業で一体どれだけの子が、正しい反射光線を描けるようになっていたのかと、
今さらながら思います。
いつもなんとなく書いて、それなりに近い線ができるが、ちょっとずれてしまう子、
多かっただろうなと思いました。
作図はコツのかたまり。トレーニングが必要です。
復習しておくと、後々役立つことでしょう。
4年生【鏡と光】
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