ものが音を出す時には振動していることを確かめた後、
その振動が耳にやってくるまでに、空気を伝わってきます。
これを確かめるために、空気が無い状態をつくって比べればよいのです。
鈴が入ったフラスコに水を入れて加熱し、水蒸気によって中の空気を追い出します。

その後、冷やしてフラスコ内の水蒸気を水に戻します。

それからフラスコを振ると・・・

始めに比べて、音は小さくなっています。
さらに、ここからがお楽しみ。
フラスコが真空になっていたことを確かめるために、
水の中でピンチコックを外すと・・・

思わずこんな表情になってしまいますよ。
スタンダードコース「音と振動」 より |