先の実験では影の形から「光が直進する」ということを考えていきましたが、
このような間接的な実験ではなく、それこそ、まっすぐにビビ〜と進む光を目で見ることができれば、子供達も納得です。
部屋を暗くして、懐中電灯で照らせば見えるのでは?
いやいや、光として目に見えるのは、光を出している物自体(太陽など)と、何かに反射した物(月など)であって、
光の通り道は見ることはできません。
そこで一工夫。
水そうの中を線香の煙でみたし、そこにレーザー光をあてます。

水そうを通る光は中の煙で乱反射し、光が通った部分だけが明るく見えます。
こうやってみると納得の「光の直進」です。
<自宅で確かめる方法>
準備として、小さめの紙箱の一面にラップをして、その側面に光が入るための小さな穴をあけます。
そして中を線香の煙で満たし、太陽光にかざします。
すると、箱の中を通る光のみちすじを見ることができます。
アルファ実験教室ベーシックコース「光の進み方」より
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