高級繊維として知られるシルクはカイコガの繭からつくられます。カイコガはシルクの生産のためにクワコというガを家畜化したもので、自然界には存在しません。カイコガから糸をつむぎだすまでを「養蚕」とよび、中国大陸で生まれ、5000年以上の歴史をもつと考えられています。
本単元ではカイコガの一生を観察することで、昆虫の体の構造やライフサイクルを学びます。
※このページにある内容を授業前のお子様には伝えないでください。何をするの?と聞かれたら「カイコの実験だよ」とだけ伝えてください。
|
 |
実験1 |
カイコガの成虫 |
|
|
|
カイコガの成虫は、頭部には複眼や触角、胸部には羽や足があります。これらは多くの昆虫に共通する特徴です。
|
|
 |
実験2 |
卵・幼虫・蛹 |
|
|
|
カイコガの卵や幼虫、蛹を観察します。昆虫の幼虫は、脱皮を繰り返すことで、体のサイズを非常に大きくさせることができます。
|
|
 |
実験3 |
繭から糸をとる |
|
|
|
カイコガの繭は1本の糸で作られています。繭から糸をつむいでみましょう。
|
|