前回の実験から砂糖水と食塩水をにおいでは区別できないことがわかりました。
「水をじょう発させて、とけている物を取り出してみましょう」
目の前に用意されたアルコールランプに、子供達は目を輝かせています。
(子供達はマッチやアルコールランプが大好き)
まずは食塩水から。
蒸発皿に食塩を少量入れて、アルコールランプで熱します。

しばらくすると、液体から白いもの(食塩)が見えてきます。

思わず おお〜!! という声があがります。
今度は砂糖水。
同様に熱するも、なかなか変化がありません。

やがて上の写真のようにふっとうしてきて・・・

黒く、こげていきました。
同時にあま〜いカラメルのようなにおいがしてきます。

砂糖がこげた時に出る 甘くていいにおい のハズなのですが、
写真の実験時は金網に付着していた何かがこげて、嫌なにおいも同時に出てしまい、鼻をつまんでいました。
<まとめ>
食塩水はにおいはなく、蒸発させると白っぽい物(食塩)が出てくる。
砂糖水もにおいはなく、蒸発させると黒っぽい物(砂糖がこげたもの)が出てきて、カラメルのようなにおいがする。
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プライマリーコース 「水にとける物」
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